高砂の発祥の地にあって、尉と姥ゆかりの荘厳優美な相老殿。
日本で最も古いと言われる神殿挙式場の一つとされ、江戸時代前期の作。高砂神社の摂社である尉姥神社の本殿並びに拝殿を挙式場としている。古式ゆかしく清らかに奏であげる雅楽の調べと、めでたさを謳いあげる謡曲「高砂」が雰囲気を盛り上げる中、神前に誓う二人の絆は深く固く結ばれます。
昭和前期の優美な書院造りの新座敷は、来高の文人墨客をもてなす迎賓館。
昭和13年に立ち寄った野口雨情が詠んだ「日の永きを楽しむ」から永日荘と呼ばれる。昭和14年に遊行した棟方志功画伯が揮毫した扁額が飾られている。飾り棚の絵師は、京都の真道黎明。季節の掛け軸は、姫路藩主ゆかりの江戸の酒井抱一。『関間和樂』の扁額は、姫路藩主酒井忠正。
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